中小企業庁の”企業間電子商取引＋金融機関連携”実証検証に成功

公開日：2019/04/03

中小企業庁の”企業間電子商取引＋金融機関連携”実証検証に成功
～生産性３倍（約67.2％削減）の効果を実現！～

株式会社スマイルワークス(東京都千代田区、代表取締役：坂本 恒之、以下 スマイルワークス)は、当社のクラウドERP「SmileWorks」を活用した「商流EDI＋金融EDIの連携」について、クラウドを活用した企業間電子商取引データ連携に加えて、2018年12月25日に本番稼働した銀行間での新決済基盤（ZEDI）での実証を成功いたしました。

これにより、受発注や請求処理また入出金管理、消込作業などの業務を約１／３の工数で実現することを実証しました。加えて、金融機関連携システムを通じて、クラウドERP上から入出金データの自動取込、自動消込、自動会計仕訳なども実現したほか、中小企業にとって重要な「資金繰り管理表」の自動作成も実現しました。

「中小企業・小規模事業者決済情報管理支援事業」（商流EDI＋金融EDI連携事業）
　┗　「調査報告書」151ページから162ページをご参照ください。

実証検証結果

クラウドERP「SmileWorks」に商流EDI（※1）＋金融EDI（※2）を連携させる「決済・商流情報連携基盤」の実証結果は以下の通りです。

1. クラウドERPで社内業務の自動連動・自動処理を実現
2. 商流EDIで取引先との業務プロセスの最適化
3. 金融EDIで金融機関との業務プロセスの最適化

⇒従来業務から約67.2％削減効果　▶　業務効果３倍！

（※1）商流EDI（企業間電子商取引）とは：
見積・受発注・納品・検収・請求など（商流）を、取引先と紙やFAXではなく電子データで行う仕組み。
（※2）金融EDI（ZEDI）とは：
金融連携APIを活用して入出金データの自動取込や支払送金、入金消込などを全て電子的に行う仕組み。

中小企業庁EDI実証検証について

本実証は、中小企業庁の「平成29年度補正予算『中小企業・小規模事業者決済情報管理支援事業』に係る実証プロジェクト」において実施いたしました。EDIの電文形式はCEFACT（国際標準フォーマット）（※3）に準じた方式を採用しております。

（※3）参考：UN/CEFACT

本実証にご協力いただいた主な企業は、以下の通りです。

＜金融機関＞（五十音順、敬称略）
みずほ銀行
三菱UFJ銀行

＜協力企業＞（五十音順、敬称略）
株式会社イーシーセンター
株式会社グローバルワイズ
株式会社柳田織物

『クラウドERP「SmileWorks」』について

スマイルワークスは、クラウドERP「SmileWorks」を通じて中小企業の生産性向上を支援しているベンチャー企業です。
クラウドERP「SmileWorks」は、中堅・中小企業向けに、販売・仕入・在庫管理、給与計算・年末調整・経費精算や財務会計など企業のバックオフィスを全て統合して、自動会計処理を実現するクラウドサービスです。従来のパッケージソフトを組み合わせて業務を行うよりも、3倍～10倍の生産性を実現しています。

本実証に成功したことで、当社クラウドERP「SmileWorks」から直接、以下を行うことが可能になり、更なる生産性向上が見込めます。

スマイルワークスは今後もクラウドERP「SmileWorks」サービスの更なる充実を図り、企業のバックオフィス業務効率化と生産性向上を支援してまいります。