複数の納品先の請求を本社に一括請求したい(得意先グループでまとめよう)
商品を納品する先と、商品代金を請求する先が違う時は、「得意先グループ」をご利用ください。
得意先グループとは?
たとえば、商品は各店舗に納品し、請求を相手先の本社へ行いたい時に、各店舗(=得意先)の売上データを相手先の本社=(得意先グループ)の請求データとして取り纏めてご利用いただけます。
得意先・得意先グループの登録時の注意点
得意先グループをご利用いただく際には、
・得意先・・・商品を納品する先
・得意先グループ・・・請求する先
という登録をしていただきますが、次の設定項目を揃える必要があります。
- 販売形態「掛け(都度)」をご設定ください。
※販売形態「掛け(締め)」および「現金」では、請求を取りまとめることができません。 - 締日グループ・入金条件・入金方法・消費税計算方法・端数処理を揃えてください。
- 得意先の設定項目で、「請求先を親の得意先グループへ設定する」にチェックを入れてください。
得意先グループの登録方法
- 「販売」>「販売設定」>「得意先グループ」にアクセスします。
- 画面左上のタブで「得意先グループ設定」にあわせます。
画面右上の「新規」ボタンをクリックすると、登録領域が表示されます。
- 必要情報を入力・選択し、「登録」ボタンをクリックします。
得意先グループと得意先のコードは共通管理になります。同一コードの登録はできません。
得意先と得意先グループで、設定内容を揃える部分にご注意ください。 - 得意先と得意先グループの登録が完了したら、得意先グループ画面の左上のタブで「得意先所属設定」にあわせます。
- 画面下部のプルダウンで「得意先グループ」を選択し、選択した得意先グループにまとめる得意先を選び、「登録」ボタンをクリックします。
- 得意先所属設定をした情報を一覧で確認する時は、画面上部のプルダウンで得意先グループを選択し、「表示」ボタンをクリックします。
見積伝票や受注伝票、売上伝票の登録時は、商品の納品先である「得意先」で登録します。そして、請求書を出す際に、得意先グループに各得意先の請求データを取りまとめる操作をします。
得意先グループごとに振込先を設定して印字する
得意先グループごとに振込先銀行を設定することで、請求書に振込先を印字することができます。
- 「設定」>「共通設定」>「取引銀行」に自社の金融機関口座の情報を登録します。
- 「販売設定」>「得意先グループ」で、振込先銀行を設定します。
【請求書で振込先が印字される場所】
※得意先グループに振込先銀行の設定がない場合は、請求期間の下は空白になります。