口座明細データを自動で紐づける判定条件の設定
金融機関連携の「入金消込」と「支払消込」は、自動で口座明細データを紐づける学習機能があります。明細データを自動で紐づける際の判定条件は、得意先・仕入先ごとに設定できます。
紐づけ判定条件の設定方法
ここでは「得意先」を例に手順を説明します。該当項目の設定方法は、仕入先も同様になります。
- 「販売」>「販売設定」>「得意先」にアクセスします。
- 条件を設定したい得意先を選択して、画面下部に設定項目を表示させます。
- 「入金消込」機能を利用する際に任意指定する誤差判定とできる条件は、「入金日判定誤差」「入金額判定誤差」「摘要判定条件」の3つがあります。
- 入金日判定誤差
売上伝票の入金予定日に対して、入金日との誤差をどこまで加味して明細データを紐づけるかを設定する項目です。
「入金日判定誤差」欄に入金日を基準として、誤差とする日数を入力します。
- 入金額判定誤差
請求金額に対して、入金額の誤差をどこまで加味して明細データを紐づけるかを設定する項目です。
「入金額判定誤差」欄に請求金額を基準として、いくらの誤差金額であれば誤差範囲とするかの金額を入力します。
- 摘要判定条件
得意先の設定項目にある「得意先名カナ」に対して、取り込んだ口座明細データの「摘要」の文字列と、どの程度の一致で紐づけるかを設定する項目です。
「得意先名カナ」に登録がないと有効に機能しません。
「摘要判定条件」の初期値は「完全一致」ですが、そのほかに「部分一致」と「前方一致」の選択肢があります。
- 入金日判定誤差