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勘定科目の設定(個人事業主)

個人事業主のお客様の勘定科目の設定方法をご案内します。

勘定科目の新規登録

システムには一般的に使用すると思われる勘定科目の初期値をご用意しておりますが、使用したい勘定科目がない場合に、勘定科目を新規登録してください。

  1. 「会計」>「会計設定」>「勘定科目」をクリックし、「勘定科目」メニューを開きます。
  2. 画面右上の「新規」ボタンをクリックすると、画面下部に入力領域が表示されます。必要事項を入力後、「登録」ボタンをクリックします。

    <必要事項一覧>

    科目タイプ 必須 プルダウンで勘定科目のタイプを選択します。
    ※科目タイプの新規登録および科目タイプ名の変更はできません。
    ※科目タイプを「繰越利益余剰金」とする新規科目を作成することはできません(プルダウンの選択に表示されません)。
    コード 必須 半角数字 6 桁以内
    先頭が 0(ゼロ)ではじまるコードの登録はできません。また、重複するコードの登録はできません。
    勘定科目名 必須 推奨:全角 10 文字以内(※)
    最大:全角半角問わず 20 文字
    ※帳票によって印字できる文字数幅に制限があり、すべてを表示・印字できないことがあります。
    貸借区分 必須 「貸方」 「借方」を選択します。税区分選択が必要な勘定科目で選択します。
    ※損益計算書に用いる勘定科目は、必ず税区分の設定を行ってください。消費税集計表で売上・仕入のどちらに紐づく科目であるかの判断条件になります。
    ※税区分の新規登録および税区分名の変更はできません。
    帳簿タイプ 「現金出納帳」「預金出納帳」「経費帳」「製造経費帳」で使用する場合に選択します。
    ※帳簿タイプの新規登録および帳簿タイプ名の変更はできません。
    サーチキーワード 全角半角問わず128文字
    複数のキーワードを登録する際の区切り指定記号ありません。登録画面側ではサーチキーワードにある文字より部分一致で検索するため、キーワードごとに区切らなくても検索上は影響がありません。また、勘定科目コードと勘定科目名称に使用した文字列は、サーチキーワード検索対象となりますので、本項目にキーワード登録する必要はありません。
    この科目を非表示 勘定科目を表示させたくないときにチェックをします。
    【個人事業主設定】必須
    確定申告科目
    (一般)
    (不動産)
    (農業)
    対応する確定申告科目をそれぞれ設定します。
    科目タイプが貸借対照表に属する場合は、一般・不動産・農業の各申告書の科目を設定します。それ以外の場合は、青色・白色の各申告書の科目を設定します。
    【個人事業主設定】
    貸借反転
    確定申告科目との貸方・借方が逆の場合にチェックします。
    貸借反転とした科目には、勘定科目の一覧表の一番右の「貸借」欄に「反転」が表示されます。
    <一例>
    「貸倒引当金」と「他勘定振替高」の初期値は借方にマイナス計上する設定ですが、確定申告では貸方計上する科目であるため反転設定を持たせています。「貸倒引当金」と「他勘定振替高」の貸借区分を貸方にする場合は、反転設定を行う必要がありませんので、これらの科目の条件変更を行う場合は、合わせて貸借反転のチェックも外してください。

 

確定申告の任意科目を設定する

確定申告の決算書・申告書などの帳票では、収入金額や必要経費等の申告する内容ごとに固定の項目が決まっており、これをシステムでは「確定申告科目」と呼びます。
国税庁が定める確定申告の決算書・申告書等にある固定の確定申告科目はご用意しておりますので、お客様による登録の必要はありません。
確定申告の固定の申告科目ではなく、任意の確定申告科目を用意し、そこに集計を行いたい場合は、確定申告科目をご登録いただく必要があります。
例えば、国税庁の「収支内訳書(一般用)(※青色申告決算書一般用)」の損益計算書をみると、「経費(6項目分)」・「繰戻額等(2項目分)」・「繰入額等(2項目分)」に任意設定できる空欄があります。また、貸借対照表(資産負債調)では、「資産の部(7項目分)」・「負債・資本の部:上(7項目分)、下(7項目分)」、「その他の製造経費(8項目分)」に任意設定できる空欄があります。

<参考:国税庁:青色申告決算書(一般用)の損益計算書/貸借対照表の空欄部分>

「申告任意科目設定」は、申告書の空欄部分の設定が行えます。
それぞれの申告書の空欄行数は決まっているため、設定数以上の申告科目名の作成はできません。

  1. 勘定科目の画面右上の「申告任意科目設定」ボタンをクリックします。別ウィンドウが開きます。
  2. 「申告任意科目設定」画面の上部で、設定したい帳票を選択します。青色申告決算書は「一般」「不動産」「農業」の業種ごと3画面あり、収支内訳書(白色)は、一般・不動産・農業まとめて1画面です。
  3. 非表示のチェックを外し、任意の申告科目名に修正・変更して、画面右上の「登録」ボタンをクリックします。
確定申告科目名の横の「割当数」は、その申告科目に集計すると設定されている勘定科目数です。

 

登録されている勘定科目すべてを確認する方法

初期値の勘定科目では「非表示」になっている勘定科目があります。非表示になっている勘定科目は、会計の伝票入力時に表示されない状態です。これら非表示になっている勘定科目を含めて、すべての勘定科目を確認するには、画面右上の「非表示も表示」にチェックを入れて、「表示」ボタンをクリックします。
一覧の「非表示」欄に レ の表示があるものが非表示になっている勘定科目になります。

非表示になっている勘定科目のなかには、会計基本情報で、製造業・建設業などの科目設定を行うと、自動的に表示化する科目も含まれています。

 

勘定科目の設定上の注意点

必要に応じて、勘定科目を追加してください。勘定科目の設定では、次のことにご注意ください。

  • 勘定科目は削除できません。
    初期値でご用意している勘定科目でご利用にならないものがある場合は、非表示化をお願いします。
  • 次の勘定科目には、システム固有の設定があるため、
    科目タイプ・貸借区分 ・税区分 ・帳簿タイプを変更しないでください。

    現金、当座預金、普通預金、仮払消費税等、仮受消費税等、前期繰越損益
    (※科目タイプが繰越利益余剰金の科目すべて)
  • 次の科目については、販売連動・給与連動の仕訳初期値の設定に用いておりますので、変更はご遠慮ください。
    万が一、変更した場合は、販売連動科目・給与連動科目の設定で、適切な科目への変更・見直しをお願いします。
    売掛金、買掛金、立替金、他勘定振替高、受取手形、支払手形、売上高、売上高値引、仕入高、仕入高値引、貸倒損失(販)、支払手数料、役員報酬、給料手当、賞与、雑給、旅費交通費、預り金、[製]給料手当、[製]雑給
  • 固定資産の仕訳初期設定には、次の科目タイプの勘定科目が設定されます。
    下記の科目タイプの設定がある勘定科目の変更にはご注意ください。

    ・科目タイプ:有形固定資産
    ・科目タイプ:無形固定資産
    ・科目タイプ:投資等
    ・科目タイプ:繰延資産
  • 工事台帳の仕訳初期設定には次の科目タイプの勘定科目が設定されます。
    下記の科目タイプの設定がある勘定科目の変更にはご注意ください。

    ・完成工事未収入金・・・科目タイプ:売上債権計
    ・未成工事支出金・・・・科目タイプ:棚卸資産合計
    ・工事未払金・・・・・・科目タイプ:仕入債務合計
    ・未成工事受入金・・・・科目タイプ:他流動負債合計
    ・完成工事高・・・・・・科目タイプ:売上高合

    ※科目コードと科目名の一部変更は可能ですが、科目名を意味や性質の異なる科目名にするのはご遠慮ください。
    例えば「仮受消費税等」から「仮受消費税」というような変更は大丈夫です。

  • 「新規」ボタンをクリックしてからの新規登録を推奨します。
    既存登録の勘定科目を表示した状態での上書き変更ミスを防ぐことができます
  •  非表示になっている勘定科目も含めて初期値をご確認ください
    勘定科目は、同一科目名の登録とコードの重複登録はできません。
    新しい勘定科目を登録する際には、下記の手順で非表示になっている勘定科目もすべて一覧に表示し、
    ・登録しようとしている勘定科目名がないか
    ・使用しようとしている勘定科目コードが使用されていないかをご確認ください。

勘定科目の修正

登録済みの勘定科目を修正する場合、または非表示にする・非表示を解除する場合。

  1. 該当する「勘定科目」の青い表示順番号クリックして入力領域に設定情報を表示させます。
  2. 変更したい箇所を修正し、「登録」ボタンをクリックします。

★前記しておりますが、システム固有の設定を持つ勘定科目がありますため、登録されている勘定科目の意味合いや性質が変更になる修正はご遠慮ください。

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