給与体系(体系項目)の設定をしよう
給与体系(体系項目)の設定ができるユーザID
「給与管理者」の権限があるユーザIDで行います。
給与体系(体系項目)とは?
給与体系は、「体系項目」「賃金台帳」「明細項目」の3つの設定で構成されています。
給与体系(体系項目)は、給与計算で使用する項目とそれぞれの処理方法を設定します。
- 「給与」>「全体設定」>「給与体系(体系項目)」にアクセスします。
- 体系項目には初期値(プリセット項目)をご用意しています。
プリセット項目以外に給与体系項目を追加する場合は、「追加」ボタンをクリックして任意の項目を登録することができます。
※追加した給与体系項目を削除することはできませんので、予めご注意ください。
使用区分 「使用する」にチェックが入っている場合は、給与体系項目を各設定画面にて選択することができます。 項目コード 半角英数字、「20桁以内」にて入力してください。 項目名 「30文字以内」にて入力してください。 印刷項目名 「7文字以内」にて入力してください。 印字有無 「値が「0」のときは印字しない」にチェックが入っている場合は、「給与明細入力」画面にて当該給与体系項目の値が「0」だった場合に、当該項目名及び値を給与明細書に印字しません。 表示順 表示させたい順番を入力してください。 項目分類 下記5つの項目より選択してください。
1)勤怠項目
2)単価項目
3)支給項目
4)控除項目
5)調整項目項目単位 「項目分類」にて選択した項目に従って、選択できる項目が変更されます。
選択できる項目は下記の通りです。
1)勤怠項目:「日数」、「時間」または「回数」のいずれかを選択してください
2)単価項目:「金額」
3)支給項目:「金額」
4)控除項目:「金額」
5)調整項目:「金額」処理方法 「項目分類」にて選択した項目に従って、選択できる項目が変更されます。
選択できる項目は下記の通りです。
1)勤怠項目:「都度入力」または「集計項目」のどちらかを選択してください
2)単価項目:「固定入力」
3)支給項目:「都度入力」、「固定入力」、「計算項目」または「集計項目」のいずれかを選択してください
4)控除項目:「都度入力」、「固定入力」、「計算項目」または「集計項目」のいずれかを選択してください
5)調整項目:「都度入力」、「計算項目」または「集計項目」のいずれかを選択してください「都度入力」:「給与明細入力」画面にて都度入力したい際に選択してください。
「固定入力」:「社員給与(給与設定)」画面にて登録した金額を「給与明細入力」画面に固定で反映させたい際に選択してください。
「計算項目」:「計算式」項目を使用したい際に選択してください。
「集計項目」:当該給与体系項目を当該給与体系項目以外の集計先として使用したい際に選択してください。各算定基礎額への集計属性 残業 当該給与体系項目が各残業手当をシステム自動計算する際の基準額に含まれる場合は、「+」を選択してください。 不就 当該給与体系項目が「p320:欠勤控除」または「p330:遅刻早退控除」をシステム自動計算する際の基準額に含まれる場合は、「+」を選択してください。 社保 当該給与体系項目が「d010:健康保険」、「d030:厚生年金保険」または「d040:厚生年金基金」をシステム自動計算する際の基準額に含まれる場合は、「+」を選択してください。 労働 当該給与体系項目が「d050:雇用保険」または労働保険をシステム自動計算する際の基準額に含まれる場合は、「+」を選択してください。 所得 当該給与体系項目が「d070:所得税」をシステム自動計算する際の基準額に含まれる場合は、「+」を選択してください。 集計 集計先 当該給与体系項目を集計したい集計先を選択してください。 集計区分 当該給与体系項目を集計したい集計先に加算したい場合は、「+」を選択してください。 計算式 独自の計算式を作成することができます。
例:「時給単価」×「深夜時間」×「倍率(1)」×「倍率(1.25)」
※当該給与体系項目が「プリセット項目」の場合は、変更することができません。 - プリセット項目の設定内容を変更したい場合は、「項目コード」をクリックします。
- 変更したら「登録」ボタンをクリックします。
プリセット項目「休日勤務手当」・処理方法(システム自動計算)の計算式について
「休日勤務手当」の計算式は、「残業手当」と同じ計算方式でございます。
【残業手当】
∟社員給与の給与設定で単価を設定した場合(完全月給・月給日給・日給・時給)
残業単価×残業時間=残業手当(端数処理)
∟社員給与の給与設定に残業単価の設定がない場合(完全月給・月給日給・日給・時給)
残業単価がない場合の計算の基準値
・残業基準額=支給項目の算出基準額の対象「残業」の「+」の計
・各社員の社員給与に設定している平均労働時間マスターの1ヶ月平均労働時間
・給与基本情報の割増率の値
・1円未満の端数が生じた場合は、給与基本情報の円未満端数処理に基づく処理
(残業基準額÷1ヶ月平均労働時間)×残業割増率=残業単価A
(給与基本情報の円未満端数処理が「端数を切り上げる」場合のみ端数処理を行います)
残業単価A×残業時間=残業手当(端数処理)
【休日勤務手当】
∟社員給与の給与設定で単価を設定した場合(完全月給・月給日給・日給・時給)
休日勤務単価×休日勤務時間=休日勤務手当(端数処理)
∟社員給与の給与設定に残業単価の設定がない場合(完全月給・月給日給・日給・時給)
休日勤務単価がない場合の計算の基準値
・残業基準額=支給項目の算出基準額の対象「残業」の「+」の計
・各社員の社員給与に設定している平均労働時間マスターの1ヶ月平均労働時間
・給与基本情報の割増率の値
・1円未満の端数が生じた場合は、給与基本情報の円未満端数処理に基づく処理
(残業基準額÷1ヶ月平均労働時間)×休日勤務割増率=休日勤務単価A
(給与基本情報の円未満端数処理が「端数を切り上げる」場合のみ端数処理を行います)
休日勤務単価A×休日勤務時間=休日勤務手当(端数処理)
※給与(社員設定)>社員給与(給与設定)において、残業単価を「0」でご登録された場合は、「社員給与の給与設定に残業単価の設定がない場合」の計算式にもとづいて、計算される仕様となっております。