販売連動を使ってみよう
SmileWorksは、販売データ・給与データを会計に簡単に仕訳伝票として連動させることができます。
この処理を、「販売連動」「給与連動」と呼びます。
【販売連動】販売データ → 会計 対象データ:売上伝票・入金伝票・仕入伝票・支払伝票
【給与連動】給与データ → 会計 対象データ:給与明細書・賞与明細書・年調明細書
ここでは販売連動の操作をご案内します。
販売連動の操作方法
- 「会計」>「仕訳制御」>「販売連動」にアクセスします。
- 販売連動したい期間を指定し、「仕訳連動」ボタンをクリックします。
「期間指定なし」は、表示している会計期にある販売データで、会計に仕訳連動されていないものすべてが対象になります。
期間指定をすると、その指定した期間にある販売データを連動します。会計期をまたぐ連動はできません
- メッセージの再確認がありますので、「OK」ボタンをクリックします。
連動された伝票枚数や内容が表示されます。
販売連動で生成された仕訳伝票の確認
販売連動で生成された仕訳伝票の「摘要」には、販売データの時の伝票情報が記載されます。
売上伝票 → 得意先名 売上NO 伝票番号
入金伝票 → 得意先名 入金NO 伝票番号
仕入伝票 → 仕入先名 仕入NO 伝票番号
支払伝票 → 仕入先名 支払NO 伝票番号
【表示例:仕訳日記帳】
販売での連動実施の確認
販売連動すると、日付に*(アスタリスク)が表示されます。
売上伝票 → 売上一覧
入金伝票 → 入金実績一覧
仕入伝票 → 仕入一覧
支払伝票 → 支払実績一覧
【表示例:売上一覧】
相手先に「販売と会計で消費税計算に差が生じたので連動後伝票で金額調整します標準税額1円」というメッセージが出た時
販売連動結果一覧表で、『相手先』に「販売と会計で消費税計算に差が生じたので連動後伝票で金額調整します標準税額1円」というメッセージが表示された時は、以下の条件に合致した時です。
販売連動は、通常は得意先マスタ(仕入先マスタ)の端数処理に基づいて消費税計算をし、仕訳伝票が生成されます。
しかし、会計基本情報の「消費税の端数処理」と得意先マスタ(仕入先マスタ)の「端数処理」の設定が異なった場合(販売(四捨五入)・会計(切上げ)、販売(切上げ)・会計(切捨て)、販売(四捨五入)・会計(切捨て)など)、販売伝票側と会計側でそれぞれ計算された消費税額に差異が発生しますが、販売伝票側で計算された結果を正として仕訳作成を行います。
販売伝票側の消費税額を調整したい場合は、得意先マスタ(仕入先マスタ)の端数処理を変更して調整してください。
ただし、消費税計算方法が「請求時」の得意先(仕入先)においては、複数の売上(仕入)登録があった場合に、請求時に計算される消費税額と仕訳伝票の消費税額に差額が発生する場合があります。そのため、得意先マスタ(仕入先マスタ)の端数処理とは異なる端数処理で、仕訳伝票が生成されるケースがありますのでご注意ください。