日本クラウド証券株式会社

CROWD BANK

日本クラウド証券株式会社

取締役 片岡 直毅様 / ITディビジョン マネージャー 藤井 崇史様

設立:2013年4月(現社名への商号変更)
本社所在地:東京都港区六本木七丁目4番4号 六本木Artshell 5F
従業員数:15名
業務内容:クラウドファンディング事業、有価証券の募集・売出し、私募の取扱い・売買・売買の媒介および取次ぎ又は代理業務、グリーンシートおよび金融商品取引所への株式公開支援その他のコンサルティング、ファンドの組成・募集取扱・管理等、M&A 財務支援・資本政策等に関する情報提供・コンサルティングなど(第一種・第二種金融商品取引業登録)

口座開設時のマイナンバー収集・管理を安全に行いたい
マイナンバー管理ソリューションで新規業務にかかるコストと作業負荷を抑制

多数の人からインターネットなどを通じて資金調達を行う方法として話題を集めるクラウドファンディング(Crowdfunding)――。
この仕組みを投資サービス=融資型クラウドファンディングサービスとして提供しているのが日本クラウド証券株式会社様です。
同社は、2016年1月1日から必須となったマイナンバー対応業務を厳格かつ効率的に遂行する仕組みとして、マイナンバーの収集から保存、利用、廃棄までサポートするスマイルワークス提供のソリューションを採用。お客様にも社内担当者にもストレスをかけることなくマイナンバーの収集・管理を実現しています。サービス採用の背景や利用効果について、取締役の片岡直毅様、ITディビジョン マネージャーの藤井崇史様にお話を伺いました。(記事中は敬称略)

マイナンバーソリューション画面キャプチャ

導入前の課題

  • ・新規に口座開設するお客様のマイナンバー収集・管理を厳格かつ効率的に行いたい
  • ・マイナンバー対応業務に必要な仕組みをできるだけ低コストで構築・運用したい

マイナンバー管理ソリューションで解決

  • ・社内担当者に負荷をかけることなく法制度に則ったマイナンバー対応業務の遂行を実現
  • ・シンプルな画面と簡単操作でお客様もストレスなくマイナンバー登録が可能
  • ・低廉なコスト(初期費用+月額利用料)でマイナンバー対応の環境整備を実現

Q.御社の中軸事業であるクラウドファンディング(Crowdfunding)サービス「クラウドバンク」の特徴をご説明いただけますか。

A.(片岡) 「クラウドバンク」は、企業などがネットを通じて多くの方から投資を募り資金調達するクラウドファンディングの仕組みを、一般個人が少額でも参加できるファンド商品として提供する、いわゆる融資型クラウドファンディングサービスです。
具体的には、ネット上で口座開設されたお客様にクラウドバンクが審査した融資案件をファンドとしてご紹介し、気に入ったものに投資をしていただいて、償還までの期間に毎月の分配金を還元するというスキームです。口座開設は無料、販売手数料もかからず、募集ファンドには最低1万円から投資が可能なので、投資が初めての方も気軽に利用できる資産運用サービスです。

クラウドバンクWebサイト

Q.証券会社として融資型クラウドファンディングサービスを提供したのは御社が日本初だそうですね。

A.(片岡) はい。当社は金融商品取引法が定める第一種金融商品取引業の登録をしており、グリーンシート(日本証券業協会が未上場中小企業のために創設した株式公開制度)銘柄も取扱っています。証券会社として法制度で求められるコンプライアンス体制や厳しい財務基準をクリアしていることは、「クラウドバンク」を利用されるお客様の信頼感・安心感にもつながっていると思います。

Q.利回りの高さも利用者にとって大きな魅力ですね。

A.(片岡) 当社では目標年間利回り5%以上を掲げています。もちろん、投資は元本が保証されるものではなく、出資法によって元本を保証することも禁じられていますが、何より信頼性を担保することがビジネスにおいて重要であり、融資先の選定・審査、リスク分散の手立てなどに最大限の努力をしています。また、可能な限りお客様に利益を還元すべく、インターネットの活用と少数精鋭の社内体制でサービス運用の低コスト化を図っています。

コストと人的負荷を抑えるため、サービス活用&機能付加

Q.お客様のマイナンバー収集・保管業務にスマイルワークスの管理ソリューションをご活用いただいています。導入の経緯をお聞かせください。

A.(片岡) 2016年1月1日から、証券会社と新規に取引されるお客様には口座開設時にマイナンバーを提示することが所得税法などで義務付けられました。これに伴って当社も、特定個人情報であるお客様のマイナンバーをしっかりと保管・管理する体制を整える必要がありました。しかしながら、マイナンバー制度自体は本業の利益に直接つながるものではないので、できるだけコストや人的負荷をかけずに対応したいと考えました。
その手段として当初は、社内にシステムを構築することも選択肢に入れていました。ただ、ベンダーからの見積りは高額なものばかりで、「意に沿う費用対効果を得るにはクラウドサービスを利用したほうがいい」という結論にいたりました。

取締役 片岡 直毅様

Q.マイナンバー対応業務を支援するサービスは多々ありますが、スマイルワークスのサービスを選ばれた理由はどこにありましたか。

A.(片岡) 当社が掲げた特定個人情報取扱いの委託条件を厳格に守ってくれるサービス内容であることが一番の決め手でした。スマイルワークスのサービスはこれまでに障害やセキュリティ事故が皆無という点にも信頼性と安全性の高さを感じました。

A.(藤井) マイナンバーの収集から保管、利用、廃棄までの各種機能の完成度が高く、簡単に利用できる点も評価できました。そのうえで、お客様が登録したデータの照合業務にかかる時間を少しでも短くするなど社内担当者の作業負担を軽くするための機能付加を依頼したのですが、スマイルワークスが快く引き受けてくれたので、希望に適う形で運用を始められました。

シンプルな操作でマイナンバー登録 突合作業も1件あたり1分あれば完了

Q.マイナンバー収集・保管の手順はどのようになっているのですか。

A.(藤井) 当社のWebサイト上でお客様が口座開設の申請手続きをされると、登録したメールアドレスに「マイナンバーご提示のお願い」が自動送信されます。お客様はメールに記載されたURLにアクセスし、マイナンバーの入力と本人確認書類の画像データのアップロードを行います。これでクラウド上にお客様からの情報が保管されるので、当社の担当者がアクセスし、入力内容と画像データを突合して確認し、問題なければ口座開設審査完了となります。

ITディビジョン マネージャー 藤井 崇史様

Q.お客様、社内ご担当者の反応・評価はいかがですか?

A.(藤井) お客様からの問い合わせやクレームは多くありません。画面は非常にシンプルで操作も簡単なので、ストレスなくマイナンバー登録作業をしていただくことができていると思います。社内でアカウントを持つ複数の担当者もスムーズに仕事が進んでいるようです。データの突合は1件につき30秒から1分あればできるので、作業自体の負荷も重くなりません。

A.(片岡) 実はマイナンバーの提示自体に関して、義務化当初は抵抗感を持たれる方や行政側の番号通知の遅れから提示ができない方もいらっしゃって、口座開設を断念されるケースもありました。しかしお客様側の認識・理解が徐々に広がり、現在はマイナンバー提示が口座開設の障壁になるということはまずありません。

Q.今後は制度施行前から口座を持たれているお客様のマイナンバー登録も進めていかれるのですね。

A.(藤井) 従来からのお客様にも、すでにマイナンバー登録に関するアクションを起こしています。ただ、法制度上は2018年末までの猶予期間があるので、それまでに順次依頼をしていきます。

口座開設手続きとマイナンバー登録のシームレスな操作環境の実現を目指す

Q.既存のお客様のマイナンバー登録によってマイナンバー管理ソリューションの利用頻度も増えていきますが、機能拡張などのご要望はありますか。

A.(片岡) サービス内容については満足しているので、機能面でさらに求めるものは特にありません。ただ、現在の登録手順にはメール内のURLから専用サイトにアクセスするというステップが入っているので、口座開設申請の手続きからシームレスにマイナンバー登録を行えるようにするとさらによいと思います。

A.(藤井) これは当社側でクリアすべき課題と認識しています。Web上での口座開設についてはステップや入力フォームの見直し・改善を行い、より分かりやすく簡単に手続きを進められるようにしてきました。こうした取り組みの中で今後は、マイナンバー登録サイトへ誘導・遷移する仕組みも実現していく考えです。

A.(片岡) 今後の展望について、私は「こんないいサービスがあるのだから、同業他社にも使ってほしい」という想いを持っています。業界の“標準プラットフォーム”的なものとして多くの同業者が利用し、コスト面やお客様にとっての信頼性・安全性などのメリットを享受すれば、それがクラウドファンディングサービスの普及、市場拡大の一助にもなるのではないでしょうか。

日本クラウド証券株式会社
https://crowdbank.jp/

株式会社スマイルワークス
〒101-0064
東京都千代田区猿楽町2-8-16 平田ビル7階